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注文住宅で失敗しないコツ【床下点検口】~脱衣所で意外と気になる段差~

失敗しない間取り

皆さん、こんにちわ!

凡人サラリーマンのパンです。

僕は大学卒業してから10年以上建築に携わってきました。

そして、そんな僕が念願のマイホームを建てました。

ただ、マイホームを建ててみて感じたことが、建築を知らない人が理想の家を建てる事は難易度がかなり高い事を感じました。

そこで、僕がいろんなことを解説することで、皆さんが理想の家を手に入れるお手伝いが出来ればと思い、<注文住宅で失敗ないコツ>を発信していきたいと思います。

これから、注文住宅で家つくりをする方には参考になると思いますので、チェックしてみてください。

今回は【床下点検口】について解説していきます。

理想の家と床下点検口って関係あるの?

理想の家にする上でとても重要となります。

ちなみに、僕は1ヶ所床下点検口の位置をミスって後悔しています…

皆さんは床下点検口ってあまり気にした事がないと思います。

ただ、床下点検口を特に気にしないと住み始めてから後悔する事になります。

そうならないためにも、床下点検口の役割を知ったうえで、ストレスのない場所に設置することがおススメとなります。

ぜひ、最後までお付き合い頂き、住んでからも後悔しない家をつくっていきましょう!!

床下点検口とは…

まずは床下点検口とは、単純に何かを解説していきます。

床につける点検のための開口

床下点検口って言うぐらいですから、言葉の通りで、床につける点検のための開口となります。

基本的に使用するのは、点検業者さんや修理業者さんとなって、ほとんどの人は触る事がないと思います。

大きさは600㎜角

大きさは600㎜角が一般的になります。

このサイズは人が点検口の中に入っていくための必要な大きさとなっています。

収納として活用が可能

もし、僕たちが床下点検口を活用するのであれば、収納としての活用となります。

床下点検口用の収納するためのBOXがあるため、こういった物を設置して、その中に収納をすれば、有効活用は可能となります。

ただ、本来の目的は点検するための開口なので、入れすぎに注意となります。

床下点検口の必要性とは…

ちなみに、床下点検口はなぜ必要かを解説します。

給水管、排水管などの確認

まずは、給水管、排水管の確認となります。

給水管、排水管は目に見えるところにありません。

基本的には床下に隠れています。

ただ、給水管や排水管が何かの原因で不具合を生じた時に、水が漏れてしまいます。

その際に床下の状況を確認したいのですが、床下点検口がない場合は確認も出来ません。

そのため、床下点検口が必要となってきます。

建物の構造体の確認

建物の構造体の確認という事で、こちらは定期点検等で確認をする事になります。

ハウスメーカーさんのメンテナンス業者さんが、床下点検口や天井にある点検口を開けて確認をして、構造体のチェックをします。

このチェックにより、何か問題が起きていないかを確認してくれます。

豪雨の際の床下浸水の確認

こちらは1階部分になりますが、豪雨が降った際に床下浸水をしているかどうかの確認のためになります。

もちろん、床下は床下点検口がないとみる事が出来ません。

特に最近はゲリラ豪雨が多発しており、こういった機会も増えています。

ぜひ、設置した床下点検口の位置を覚えておくと自分でも簡単に確認が出来るようになります。

床下点検口の注意すべき事とは…

こちらが今回のメインとなります。

皆さんもこの部分を知っておくことで失敗しない理想の家にする事が出来ます。

少し段差が出来る

床下点検口の一番のネックポイントは、この少しの段差になります。

床下点検口にすき間とかがあると気密性の問題があるため、床下点検口は枠がついています。

この枠があるために少しの段差が生じます。

ほんの数mmのレベルなのですが、この数mmの段差が厄介です。

普段よく通る場所にあると足の裏に段差を感じます。

意外にこれがプチストレスとなります。

また、風呂場の目の前に設置することで、珪藻土とかであれば、割れてしまいます。

そのため、僕の家ではマット式にしていますが、マットの下に干しボードを使用していますが、こちらは滑ります。

こんなにも床下点検口にやられるとは思いませんでした…

ぜひ、皆さんも気をつけてください。

設置する場所

こちらは先ほど、床下点検口の必要性で、床下点検口が給水管や排水管、構造体の確認のために必要と説明しました。

また、基本的に確認するのは業者さんとなります。

ただ、目に見えないようにクローゼットの中につけたりすると、少し大変な事になります。

皆さんは業者さんが来る際に少しきれいに片付けると思います。

その際にクローゼットに物を詰め込みますが、床下点検口がクローゼットにあるとその物を業者さんにさらした上で、さらにすべての物を出さないといけなくなります。

これがとてもつらい状況となるために設置する場所も考えた方がいいです。

床下点検口のオススメの設置位置は…

先ほど、床下点検口の注意すべき事で設置位置の解説をしました。

では、実際にどこがオススメなのかを解説します。

ただ、ハウスメーカーさんの社内規定もあるので、設計時打合せをするのが大切です。

パントリーの中

最近の家はキッチンの側にパントリーを作るのが多くなっています。

僕の家でもデットスペースがあったので、パントリーを作りました。

そのパントリーの中に床下点検口を設置するのがオススメです。

ただ、点検をする事もあるので、床下点検口の上に置くものはカートみたいに簡単に引き出せるようにしておくと更にいいと思います。

階段下収納の中

こちらの収納の中になりますが、階段下となれば、そこまで大きくないと思います。

そのため、物があふれる可能性が低いと思い、オススメとしました。

それでも、業者さんが確認に来た際に物を取り出さないと行けなのは変わりありません。

そのことも頭の片隅に入れてもらえれれば、問題ないと思います。

畳の下

最後は畳の下です。

和室を作った場合のみとなりますが、オススメの設置位置となります。

ただ、家具等を設置して畳がめくれない状況とならないように、ここには物を置かないと決めれる位置にしてください。

まとめ【床下点検口】

床下点検口のまとめとなります。

床下点検口は家のメンテナンスで必要な物となります。

そのため、給水管や排水管、建物の構造体の確認出来る位置に必要となります。

大きさは600㎜角が一般的となりますが、収納ボックスと組み合わせれば、収納としても活用が可能です。

ただ、床下点検口は段差が数mm出来てしまいます。

そのため、よく通る場所や風呂場の珪藻土などを設置する場所に設置をしてしまいますと、住み始めてからストレスを感じてしまいます。

そのため、設置位置の検討はとても大切となります。

オススメの設置位置は、パントリーの中や階段下収納、畳の下になります。

ただ、ハウスメーカーさんの社内規定等もあるため、しっかりと設計段階で打合せをする事が大切となります。

しっかりと床下点検口は検討してもらい、住み始めてからも快適に生活が出来る理想の家を手に入れてください。

今回は以上となります。

また、何か解説してほしい事があれば、コメントをもらえると嬉しいです。

それでは、最後までお付き合い頂き、ありがとうございましたっ!!

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